健康・服薬

介護事業所向け 服薬管理表テンプレート

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年8月23日 / 全9項目

服薬管理表は、誰が、いつ、どの薬を飲んだかを確認して残す表です。介護の事故の中で、誤薬は転倒に次いで多く挙げられる場面です。

多くの事業所では、時間帯(朝・昼・夕・就寝前)ごとに欄を作り、確認した職員が印を入れる形をとっています。薬の内容は変わることがあるため、変更の履歴を残せる形にしておくと安全です。

このテンプレートは、日々の確認と、薬の内容の管理を1枚で行える形にしたものです。

服薬管理表(Excel)を無料でダウンロード

会員登録は不要です。下のフォームを送信すると、その場でExcelファイルのダウンロードが始まります。

ファイル形式

このテンプレートは誰向けですか

  • 時間帯ごとの服薬の確認を残したい方
  • 薬が変わったときの履歴を同じ紙で管理したい方
  • 誤薬を減らす形に表を変えたい方

どのような場面で使いますか

利用者ごとに1か月に1枚使います。時間帯ごとに確認した職員が印を入れ、変更があった日は履歴を残す形です。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 日付
  • 朝食後
  • 昼食後
  • 夕食後
  • 就寝前
  • 頓服
  • 確認した職員
  • 飲めなかった場合の理由・対応
  • 薬の変更

Excel画面のプレビュー

実際のファイルの記入例シートです。

服薬管理表.xlsx — 記入例の一部
服薬管理表 【記入例】
事業所名○○介護老人保健施設
利用者氏名鈴木 正雄 様
日付朝食後昼食後夕食後就寝前頓服確認した職員飲めなかった場合の理由・対応薬の変更
8/3(月)原/山口/大野
8/4(火)原/山口/大野
8/5(水)中止原/木村/大野昼は嘔気のため中止。看護職員の判断
8/6(木)1回原/山口/中島19:00 頭痛のため頓服を使用
説明記入用記入例A4印刷用

無料でダウンロード

ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 13 KB
更新日2026年8月23日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。事業所名・利用者氏名・年月などの欄を先に入れてください。
  2. 使わない列を削除します。自社で記入しない項目は、残しておくと空欄が並ぶだけになります。
  3. 1行に1件ずつ記入します。記入例シートを見ながら書くと、書き方が揃います。
  4. 気づいたことは備考に残します。後から見返したときに、数字だけでは分からない事情が伝わります。
  5. 区切りのよいところでファイルを分けて保存します。月ごと・工事ごとに分けると、後から探せます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

服薬管理表に残す項目

服薬管理表に残す項目は、2つの層に分かれます。

中身
薬の情報薬の名称、用量、用法、処方した医療機関、開始日
日々の確認時間帯ごとの服薬の有無、確認した職員、飲めなかった場合の理由

上の層を変えたときは、変更日を残す形にします。いつから内容が変わったかが分からないと、体調の変化との関係が追えません。

誤薬が起きやすい場面

誤薬は、いくつかの決まった場面で起きます。実務でよく挙がるのは、次の4つです。

  1. 配薬のとき。似た名前、同じ苗字の利用者
  2. 薬が変わった直後。古い薬包が残っている
  3. 職員が交代したとき。引き継ぎの抜け
  4. 急いでいるとき。食事の時間帯が重なる

ポイントはここです。2つ目は表の作り方で減らせます。変更日を書く欄と、古い分の処分を確認する欄を持たせておくと、残ったままの薬に気づけます。

服薬の確認をどこまで行うか

介護職員が行える範囲は、医行為にあたるかどうかで線が引かれます。一定の条件のもとで、医薬品の使用の介助が可能とされている行為があります。

実務では、次の形にしている事業所が多くあります。

  • 薬のセットは、原則として本人・家族・看護職員・薬剤師が行う
  • 介護職員は、決められた薬を決められた時間に手渡し、飲み込みを確認する
  • 判断が必要な場面(体調による中止など)は、看護職員へつなぐ

3つ目を表の中に書いておくと、迷ったときの拠りどころになります。

誤薬が起きたときの記録

誤薬が起きたときは、服薬管理表とは別に事故報告書を作る形が一般的です。服薬管理表には、その日の欄に事実を残し、報告書の番号を書いておくとつながります。

一般には、次の内容を残しています。

  • 何を、誰に、どれだけ渡したか
  • 気づいた時刻と、気づいた経緯
  • 主治医への連絡と、指示された対応
  • その後の経過観察の内容

よくある質問

薬の名称は正式名で書きますか。

処方箋や薬剤情報提供書に書かれている名称をそのまま転記する形が確実です。略称や通称で書くと、似た名前の薬と取り違えるおそれがあります。

飲み忘れがあった場合はどうしますか。

気づいた時点で看護職員または主治医に連絡し、指示に沿って対応する形が一般的です。表には、飲めなかった事実と時刻、連絡した相手と指示の内容を残します。

関連するテンプレート