介護事業所向け 委員会記録テンプレート
委員会記録は、事業所に置くことが求められている各委員会の開催と検討内容を残す書類です。
運営指導では、委員会の設置そのものよりも「定期的に開催し、結果を職員に周知したこと」が確認されます。開催した事実は、議事録が無いと示せません。
このテンプレートは、身体拘束適正化・虐待防止・感染対策・事故防止の4つを同じ様式で残せる形にしたものです。委員会ごとにファイルを分けても、1つにまとめても使えます。
委員会記録(身体拘束適正化・虐待防止・感染対策)(Excel・PDF)を無料でダウンロード
会員登録は不要です。下のフォームを送信すると、その場でExcelファイルのダウンロードが始まります。
ダウンロードを開始しました
自動で始まらない場合は、下のボタンから取得してください。リンクの有効期限は14日間です。
ファイルを取得するうまく開けないときは info@syojin.com までご連絡ください。
このテンプレートは誰向けですか
- 委員会の議事録の様式がそろっていない事業所の方
- 開催回数を委員会ごとに数えられる形にしたい方
- 職員への周知まで記録に残したい方
どのような場面で使いますか
委員会1回につき1枚。複数の委員会を同日に開く場合は、議題を分けて書く形です。
含まれる項目
このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。
- 委員会の名称
- 本年度の開催回数
- 開催日時
- 場所
- 出席者
- 欠席者
- 報告事項
- 前回の宿題
- 検討事項1
- 結論
- 検討事項2
- 指針の見直し
- 担当
- 研修の予定
- 職員への周知
- 確認した職員
- 次回の予定
- 記録者
Excel画面のプレビュー
実際のファイルの記入例シートです。
| 委員会記録 【記入例】 | |||
| 事業所名 | ○○デイサービスセンター | ||
| 作成日 | 2026年8月18日 | ||
| 項目 | 記入欄 | 項目 | 記入欄 |
| 委員会の名称 | 身体拘束適正化対策検討委員会 | 本年度の開催回数 | 2回目(前回 2026年5月19日) |
| 開催日時 | 2026年8月18日 17:30〜18:20 | 場所 | 事業所 相談室 |
| 出席者 | 大西(管理者)/林(看護)/岡田(介護)/中原(生活相談員) | 欠席者 | 澤田(介護) |
| 報告事項 | 当期の身体的拘束等の実施 0件。ヒヤリハット3件のうち転倒関連2件 | 前回の宿題 | ベッド柵の使用基準の整理 → 完了 |
ファイル形式
| 形式 | Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) |
|---|---|
| 対応 | Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc |
| 用紙 | A4に収まるよう印刷範囲を設定済み |
| シート | 説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用 |
| マクロ | 使用していません |
| ファイルサイズ | Excel 約 13 KB |
| 更新日 | 2026年8月23日 |
| 利用料 | 無料(会員登録は不要です) |
入力方法
- 上部の基本情報を埋めます。事業所名・作成日などの欄を先に入れておくと、後から探すときの手がかりになります。
- 項目を上から順に埋めます。記入例シートに書き方の例が入っています。
- 該当しない項目には「該当なし」と入れます。空欄のままだと、書き忘れなのか該当が無いのかが後から判別できません。
- 提出前に日付と氏名を確認します。この2つが抜けていると差し戻しの原因になります。
- 控えを保存します。ファイル名に日付を入れておくと、後から経過を追えます。
カスタマイズ方法
- 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
- 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
- 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
- A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。
利用上の注意
- 指定居宅サービス等の運営に関する基準は、身体的拘束等の適正化のための対策を検討する委員会、虐待の発生またはその再発を防止するための委員会、感染症および食中毒の予防およびまん延の防止のための対策を検討する委員会について、定期的な開催と、その結果の従業者への周知徹底を求めています。開催回数はサービス種別により定められています。
- このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
- 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
- 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。
書き方と運用のポイント
事業所に置くことが求められる委員会
事業所に置くことが求められる委員会は、サービス種別によって異なります。多くのサービスで共通しているのは、次の4つです。
| 委員会 | 主な検討内容 | 開催の目安 |
|---|---|---|
| 身体拘束適正化 | 拘束の実施状況、代替方法、指針の見直し | 定期的(施設系は3か月に1回以上とされる例が一般的) |
| 虐待防止 | 通報・相談の状況、再発防止、指針の見直し | 定期的(年1回以上としている事業所が多い) |
| 感染症・食中毒の予防 | 発生状況、標準予防策、BCPの確認 | 定期的(施設系は3か月に1回以上とされる例が一般的) |
| 事故防止 | 事故・ヒヤリハットの分析、改善策 | 定期的 |
回数はサービス種別と自治体の指導内容によって違います。指定権者が示している基準をご確認ください。
委員会と研修と指針の3点セット
委員会だけを開いても、求められている内容は満たしきれません。運営に関する基準では、多くの場合3つがセットで求められています。
- 指針(マニュアル)を定めること
- 委員会を定期的に開催すること
- 研修を定期的に実施すること
この3つのうち、研修の記録が抜けている事業所が多くあります。委員会の議事録に「研修の実施予定」を書いておくと、つながりが残ります。
議事録に残す項目
議事録に決まった様式はありません。実務で共通して残されているのは、次の内容です。
- 開催日時と場所
- 出席者(職種を添える)
- 検討した事項と、決まったこと
- 前回からの宿題の進み具合
- 職員への周知の方法と日付
出席者に職種を添えておくと、必要な職種が参加しているかが後から分かります。管理者・看護職員・介護職員など、幅広い職種の参加が望ましいとされています。
職員への周知をどう残すか
委員会の結果は、従業者へ周知徹底することが求められています。周知の記録が無いと、開催しただけの状態に見えてしまいます。
実務では、次の形がとられています。
- 議事録を回覧し、確認した職員が押印する
- 朝礼やミーティングで説明し、その日付を議事録に書く
- 欠席者へ個別に説明した日を残す
議事録の「周知」の欄に、方法と日付、確認した人数を書いておくと、1枚で説明できる形になります。
委員会を1つにまとめてよいか
複数の委員会を同じ日にまとめて開催する形は、実務で広く行われています。人数の少ない事業所では、そうしなければ回らない場面もあります。
まとめて開催する場合、次の点を押さえておくと説明しやすくなります。
- 議題を委員会ごとに分けて記載する
- それぞれの検討内容が分かる形で議事録を残す
- 開催回数は、委員会ごとに数える
ポイントはここです。1回の会議で3つの委員会を開いたのであれば、議事録もその3つが分かる形にしておく形が確実です。
保存と、指導で確認されること
議事録は、委員会の開催状況を示す資料として保存する形になります。保存期間は自治体の指導内容によるため、指定権者にご確認ください。
運営指導では、開催回数・出席者・検討内容・周知の4点が確認されることが一般的です。年度ごとに委員会別で綴じておくと、回数を数えやすい形になります。
よくある質問
委員会は何回開けばよいですか。
サービス種別と自治体の指導内容によって異なります。施設系のサービスでは、身体拘束適正化と感染対策について3か月に1回以上とされている例が一般的です。指定権者が示す基準をご確認ください。
小規模な事業所でも委員会が必要ですか。
規模にかかわらず求められる形になります。人数が少ない場合は、管理者を含む全職員で開催する形や、複数の委員会を同日にまとめる形がとられています。
外部の人に入ってもらう必要がありますか。
第三者や専門家の関与が望ましいとされている場合があります。必須かどうかはサービス種別によるため、指定権者にご確認ください。