介護記録法令確認あり

介護事業所向け 介護記録テンプレート

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年8月23日 / 全7項目

介護記録は、利用者ごとにその日の支援を残す書類です。ケース記録、経過記録、生活記録といった呼び方もあり、事業所によって名前が変わります。

運営基準が求めているのは、提供した具体的なサービスの内容等を記録することです。様式は定められていないため、多くの事業所が自分たちの使いやすい形で用意しています。

このテンプレートは、時刻・場面・本人の様子・行った支援という並びで、あとから読み返せることを優先して作ったものです。

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ファイル形式

このテンプレートは誰向けですか

  • 記録の書き方が職員によってばらついている方
  • 「拒否」「不穏」といった言葉を具体的に書き直したい方
  • 実地指導でサービス内容の記録を求められた方

どのような場面で使いますか

利用者ごとに1か月に1枚使います。その日の支援を時刻の順に書き足し、月ごとに綴じる形です。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 日付
  • 時刻
  • 場面
  • 本人の様子(見たこと・話したこと)
  • 行った支援
  • 特記事項
  • 記入者

Excel画面のプレビュー

実際のファイルの記入例シートです。

介護記録(ケース記録).xlsx — 記入例の一部
介護記録(ケース記録) 【記入例】
事業所名○○デイサービスセンター
利用者氏名佐藤 静子 様
日付時刻場面本人の様子(見たこと・話したこと)行った支援特記事項記入者
8/3(月)9:20来所玄関で笑顔があり、自分から挨拶をされる荷物を預かり、席まで見守りで移動田中
8/3(月)12:10昼食主菜を半分残す。「今日はあまりお腹が空かない」と話す無理に勧めず、汁物と果物を先に勧める摂取量6割田中
8/3(月)14:30レク塗り絵に30分ほど集中して取り組まれる色鉛筆を手元に置き、声かけは最小限にする山口
8/4(火)10:40入浴浴室の前で立ち止まり、「今日はやめておく」と話す無理に誘わず、居室で足浴を提案し了承を得る入浴は翌日に変更山口
説明記入用記入例A4印刷用

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ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 14 KB
更新日2026年8月23日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。事業所名・利用者氏名・要介護度などの欄を先に入れてください。
  2. 使わない列を削除します。自社で記入しない項目は、残しておくと空欄が並ぶだけになります。
  3. 1行に1件ずつ記入します。記入例シートを見ながら書くと、書き方が揃います。
  4. 気づいたことは備考に残します。後から見返したときに、数字だけでは分からない事情が伝わります。
  5. 区切りのよいところでファイルを分けて保存します。月ごと・工事ごとに分けると、後から探せます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • 指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準は、サービスを提供した際に提供した具体的なサービスの内容等を記録することを求めています。記録の保存期間は、多くの自治体が完結の日から5年としています。
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

介護記録に残す4つのこと

介護記録に残すことは、次の4つに整理できます。

中身
いつ時刻(できごとの時点)
どんな場面か食事、入浴、排泄、レクリエーション、来訪など
本人の様子見えたこと、話したこと
行った支援職員がどう関わったか

本人の様子と行った支援を分けて書くと、あとから読む人に同じ像が伝わります。ひとつの文にまとめると、どこまでが事実で、どこからが対応だったかが分からなくなります。

介護記録の書き方で迷いやすいところ

介護記録の書き方で迷いやすいのは、主観をどこまで書くかという点です。実務では、次の考え方をとっている事業所が多くあります。

  1. 見たこと・聞いたことは、そのまま書く
  2. 職員の解釈を書くときは、根拠になった事実を先に置く
  3. 「不穏」「拒否」のような言葉は、具体的な言動に置き換える

3つ目が効いてきます。「入浴を拒否」ではなく「浴室の前で立ち止まり、『今日はやめておく』と話す」と書くと、次の日の関わり方の手がかりが残ります。

介護記録の保存期間

介護記録の保存期間は、運営基準で「その完結の日から2年間」とされている一方で、多くの自治体が条例で5年としています。

一般には、次の形で管理している事業所が多くあります。

  • 保存期間を長いほう(5年)に合わせて運用する
  • 利用者ごと・年度ごとにファイルを分ける
  • 契約終了後の記録は、終了日から起算して保管する

事業所のある市町村の条例でどう定められているかを一度確認しておくと、迷いがなくなります。

介護記録を電子で運用するとき

介護記録をExcelや介護ソフトで管理する事業所が増えています。紙から移すときに決めておくと安全なのは、次の2つです。

  • 記録を確定させる時点(その日の終わりか、翌日の朝か)
  • 確定後に修正するときの残し方(修正履歴を残すか、追記の形にするか)

2つ目は、実地指導で確認されることがあります。上書きだけで済ませる運用にすると、いつ何を直したかが残りません。

よくある質問

1人につき1枚と、全員を1枚にするのはどちらがよいですか。

利用者ごとに1枚のほうが、あとから経過を追いやすくなります。通所系のサービスでは、全員を1枚にした日ごとの記録と併用している事業所もあります。

介護ソフトを使っていても紙の様式は必要ですか。

ソフトで記録が完結していれば紙は不要です。停電や通信障害のときの控えとして、印刷した様式を用意している事業所もあります。

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