介護記録

介護事業所向け 入浴記録テンプレート

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年8月23日 / 全11項目

入浴記録は、いつ、どんな方法で入浴し、そのときの状態はどうだったかを残す表です。入浴は事故が起きやすい場面であるとともに、皮膚の状態を確認できる数少ない機会でもあります。

多くの事業所では、入浴の方法(一般浴・機械浴・シャワー浴・清拭)と介助の程度を記号で残し、皮膚の状態を文字で書く形をとっています。

このテンプレートは、入浴前後のバイタルと、中止したときの理由を残せる形にしたものです。

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ファイル形式

このテンプレートは誰向けですか

  • 入浴の方法と介助の程度を記号で残したい方
  • 中止した日の理由と代わりの対応を残したい方
  • 皮膚の状態を継続して確認したい方

どのような場面で使いますか

入浴のたびに1行を書きます。入浴前のバイタルを同じ紙で確認できるため、中止の判断もこの上で行えます。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 日付
  • 利用者氏名
  • 入浴方法
  • 介助程度
  • 前 体温
  • 前 血圧
  • 後 体温
  • 後 血圧
  • 皮膚の状態(部位)
  • 中止・変更と理由
  • 記入者

Excel画面のプレビュー

実際のファイルの記入例シートです。

入浴記録.xlsx — 記入例の一部
入浴記録 【記入例】
事業所名○○デイサービスセンター
年月2026年8月
日付利用者氏名入浴方法介助 程度前 体温前 血圧後 体温後 血圧皮膚の状態(部位)中止・変更と理由記入者
8/3(月)佐藤 静子一般浴一部介助36.4128/7836.8120/74異常なし山口
8/3(月)鈴木 正雄機械浴全介助36.2134/8036.6128/76仙骨部に発赤(軽度)
8/4(火)佐藤 静子足浴見守り36.5126/76異常なし本人の意向により入浴は中止。足浴に変更山口
8/4(火)高橋 きよ一般浴見守り37.6138/82発熱のため中止。清拭に変更し看護職員へ報告
説明記入用記入例A4印刷用

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ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 14 KB
更新日2026年8月23日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。事業所名・年月・記入者などの欄を先に入れてください。
  2. 使わない列を削除します。自社で記入しない項目は、残しておくと空欄が並ぶだけになります。
  3. 1行に1件ずつ記入します。記入例シートを見ながら書くと、書き方が揃います。
  4. 気づいたことは備考に残します。後から見返したときに、数字だけでは分からない事情が伝わります。
  5. 区切りのよいところでファイルを分けて保存します。月ごと・工事ごとに分けると、後から探せます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

入浴記録に残す項目

入浴記録に残す項目は、次の5つです。

項目中身
入浴の方法一般浴・機械浴・シャワー浴・清拭・足浴
介助の程度自立・見守り・一部介助・全介助
入浴前後のバイタル体温・血圧・脈拍
皮膚の状態発赤、傷、乾燥、内出血の有無と部位
中止・変更行わなかった場合の理由

皮膚の状態は、部位まで書くと、次に見る人が同じ場所を確認できます。「発赤あり」だけでは、どこを見ればよいかが伝わりません。

入浴を中止したときの記録

入浴を中止した日の記録は、あとから見返されることの多い部分です。実務では、次の3つを残している事業所が多くあります。

  1. 中止した理由(発熱、本人の意向、体調、設備の不具合)
  2. 代わりに行ったこと(清拭、足浴、翌日への変更)
  3. 家族への連絡の有無

ポイントはここです。2つ目が空欄のまま「中止」とだけ書かれていると、何もしなかったように見えてしまいます。代わりに行ったことを残しておくと、支援の経過が続きます。

入浴記録と事故の予防

入浴中の事故は、転倒と体調の急変が多くを占めます。記録の形を工夫すると、予防につながる部分があります。

  • 入浴前のバイタルを測る欄を、入浴の欄より左に置く
  • 中止の基準(発熱37.5度以上など)を表の欄外に書いておく
  • 前回と比べて変わった点を書く欄を1つ持たせる

2つ目は、判断する人が変わってもぶれない形にするためです。基準が紙の上にあると、迷ったときの拠りどころになります。

入浴記録の保存

入浴記録は、介護記録の一部として扱われます。保存期間の考え方も同じで、多くの自治体が完結の日から5年としています。

利用者ごとに月単位で綴じるか、事業所全体を日単位で綴じるかは、サービスの種類によって分かれます。通所系では日単位、施設系では利用者単位にしている事業所が多くあります。

入浴記録を週の単位で見る

入浴記録は、1日ごとではなく週の単位で見ると気づけることがあります。

一般には、次の3つを見ている事業所が多くあります。

  1. 週に予定していた回数を実施できているか
  2. 同じ利用者で中止が続いていないか
  3. 中止の理由が体調によるものか、意向によるものか

2つ目と3つ目が組み合わさると、支援の見直しが必要な場面が見えてきます。意向による中止が続く場合、時間帯や介助する職員を変えると受け入れられることがあります。

週の単位で見る時間を決めておくと、この確認が習慣になります。カンファレンスの前に見る形にしている事業所もあります。

よくある質問

清拭も入浴記録に書きますか。

同じ表に書く形が一般的です。入浴の方法の欄に「清拭」を入れておくと、入浴の回数と代わりに行ったことが1枚でたどれます。

週何回の入浴が必要ですか。

施設系のサービスでは、入浴または清拭を週2回以上行うことが運営基準で示されています。回数の考え方はサービスの種類によって異なるため、提供しているサービスの基準を確認する形になります。

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