介護記録

介護事業所向け 排泄記録テンプレート

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年8月23日 / 全11項目

排泄記録は、排尿と排便の回数、そのときの状態を残す表です。介護の記録の中でも、変化がもっとも早く現れる部分のひとつです。

多くの事業所では、時刻と方法(トイレ・ポータブル・おむつ)、性状を記号で残す形をとっています。便の性状は、ブリストルスケールのような共通の尺度を使うと、書く人が変わっても記録がそろいます。

このテンプレートは、1人ぶんの1か月を1枚で見る形にしたものです。

排泄記録(Excel)を無料でダウンロード

会員登録は不要です。下のフォームを送信すると、その場でExcelファイルのダウンロードが始まります。

ファイル形式

このテンプレートは誰向けですか

  • 便秘の傾向に早く気づきたい方
  • おむつやパッドの見直しを検討している方
  • 性状の書き方を職員間でそろえたい方

どのような場面で使いますか

利用者ごとに1か月に1枚使います。排泄のたびに記号で残し、最終排便からの日数を自動で出す形です。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 日付
  • 時刻
  • 方法
  • 排尿
  • 失禁
  • 排便量
  • 性状
  • 最終排便からの日数
  • 下剤・処置
  • 気づいたこと
  • 記入者

Excel画面のプレビュー

実際のファイルの記入例シートです。

排泄記録.xlsx — 記入例の一部
排泄記録 【記入例】
事業所名○○介護老人保健施設
利用者氏名鈴木 正雄 様
日付時刻方法排尿失禁排便 量性状最終排便 からの日数下剤・処置気づいたこと記入者
8/3(月)6:30T中量なし2大野
8/3(月)10:15T中量なし中量40腹部の張りが取れた様子山口
8/3(月)14:40T少量なし0
8/4(火)7:00O多量あり1夜間の失禁あり大野
説明記入用記入例A4印刷用

無料でダウンロード

ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 14 KB
更新日2026年8月23日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。事業所名・利用者氏名・年月などの欄を先に入れてください。
  2. 使わない列を削除します。自社で記入しない項目は、残しておくと空欄が並ぶだけになります。
  3. 1行に1件ずつ記入します。記入例シートを見ながら書くと、書き方が揃います。
  4. 気づいたことは備考に残します。後から見返したときに、数字だけでは分からない事情が伝わります。
  5. 区切りのよいところでファイルを分けて保存します。月ごと・工事ごとに分けると、後から探せます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

排泄記録に残す項目

排泄記録に残す項目は、次の5つです。

項目中身
時刻いつあったか
方法トイレ・ポータブル・尿器・おむつ
排尿量の目安、失禁の有無
排便量、性状(硬い・普通・軟らかい・水様)
下剤・処置使用した薬、摘便などの処置

便の性状は、言葉ではなく共通の尺度で残すと、書く人が変わっても比べられます。「普通」の感じ方は人によって違います。

排泄記録から便秘に気づく

排泄記録がもっとも役に立つのは、便秘に気づく場面です。実務では、次の3つを見ている事業所が多くあります。

  1. 最終排便からの日数
  2. 性状が硬い方向に続いていないか
  3. 水分摂取量が減っていないか

3つ目は、排泄記録だけでは分かりません。食事・水分摂取記録と並べて見ると、原因の見当がつきやすくなります。

ポイントはここです。最終排便からの日数を自動で出す列を持たせておくと、毎日数える手間がなくなります。

排泄記録とおむつの見直し

排泄記録は、おむつやパッドの種類を見直すときの材料にもなります。

一般には、次の順で検討している事業所が多くあります。

  • 記録から、失禁の起きる時間帯を拾う
  • その時間帯にトイレへ誘導できないかを検討する
  • 誘導が難しい時間帯だけ、吸収量の多いものに変える

先におむつを変えるより、時間帯を拾ってから検討するほうが、本人の負担が少なくなる場合があります。

排泄記録を書く負担を減らす

排泄記録は、回数が多いぶん、書く負担も大きい記録です。実務では、次の工夫をしている事業所が多くあります。

  • 方法と性状を記号にして、文字を書くのは気づいたときだけにする
  • 記号の凡例を、用紙の上部に印刷しておく
  • 夜間帯は、時刻を細かく書かずに帯(22時台・2時台)で残す

3つ目は、夜勤者の負担を減らすための工夫です。判断に必要な精度と、書ける量のつり合いで決める形になります。

よくある質問

排泄の記録は全員ぶん必要ですか。

排泄に介助や見守りが必要な方を対象にしている事業所が多くあります。自立している方については、変化があったときだけ介護記録に書く形もあります。

性状はどの尺度を使うのがよいですか。

ブリストル便形状スケールが広く使われています。1から7の数字で残せるため、記録が短くなり、比較もしやすくなります。事業所内で1つに決めておくと運用が安定します。

関連するテンプレート