介護事業所向け 業務日誌テンプレート
業務日誌は、事業所全体のその日を1枚にまとめる記録です。利用者ごとの記録が「その人に何があったか」を残すのに対して、業務日誌は「事業所に何があったか」を残します。
多くの事業所では、利用人数と職員配置を上に置き、下に行事や特記事項、申し送りを書く形をとっています。実地指導では、人員基準を満たしていたかを確認する材料としても使われます。
このテンプレートは、その並びをExcelにしたものです。
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ファイルを取得するうまく開けないときは info@syojin.com までご連絡ください。
このテンプレートは誰向けですか
- 事業所全体の1日を1枚にまとめたい管理者の方
- 申し送りが伝わらないことがある事業所の方
- 人員配置の記録を日ごとに残したい方
どのような場面で使いますか
1日1枚、その日の終わりに記入します。翌朝の申し送りで読み上げる形にすると、引き継ぎが安定します。
含まれる項目
このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。
- 利用予定数
- 実際の利用数
- 欠席と理由
- 追加利用
- 管理者
- 生活相談員
- 看護職員
- 機能訓練指導員
- 介護職員
- 送迎担当
- その日の予定
- 来訪
- 事故
- ヒヤリハット
- 体調変化
- 受診・救急搬送
- 苦情・要望
- 感染症の発生
- 申し送り1
- 確認
- 申し送り2
- 申し送り3
- 管理者確認
- 確認日
Excel画面のプレビュー
実際のファイルの記入例シートです。
| 業務日誌 【記入例】 | |||
| 事業所名 | ○○デイサービスセンター | ||
| 日付 | 2026年8月5日(水) | ||
| 項目 | 記入欄 | 項目 | 記入欄 |
| 利用予定数 | 28名 | 実際の利用数 | 25名 |
| 欠席と理由 | 3名(体調不良2・家族都合1) | 追加利用 | なし |
| 管理者 | 斉藤 明 | 生活相談員 | 田中 恵(8:30-17:30) |
| 看護職員 | 木村 洋子(8:30-17:30) | 機能訓練指導員 | 松本 一郎(9:00-16:00) |
ファイル形式
| 形式 | Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) |
|---|---|
| 対応 | Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc |
| 用紙 | A4に収まるよう印刷範囲を設定済み |
| シート | 説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用 |
| マクロ | 使用していません |
| ファイルサイズ | Excel 約 13 KB |
| 更新日 | 2026年8月23日 |
| 利用料 | 無料(会員登録は不要です) |
入力方法
- 上部の基本情報を埋めます。事業所名・日付・天候などの欄を先に入れておくと、後から探すときの手がかりになります。
- 項目を上から順に埋めます。記入例シートに書き方の例が入っています。
- 該当しない項目には「該当なし」と入れます。空欄のままだと、書き忘れなのか該当が無いのかが後から判別できません。
- 提出前に日付と氏名を確認します。この2つが抜けていると差し戻しの原因になります。
- 控えを保存します。ファイル名に日付を入れておくと、後から経過を追えます。
カスタマイズ方法
- 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
- 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
- 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
- A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。
利用上の注意
- このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
- 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
- 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。
書き方と運用のポイント
業務日誌に載せる項目
業務日誌に載せる項目は、次の5つです。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 利用状況 | 利用予定数・実際の利用数・欠席と理由 |
| 職員配置 | 勤務した職員と時間帯・夜勤者 |
| その日の予定 | 行事、入浴の順番、送迎、来訪 |
| できごと | 事故・ヒヤリハット・体調変化・苦情の有無 |
| 申し送り | 翌日へ引き継ぐこと |
できごとの欄は「なし」と書いて埋める形にしておくと、確認したのか書き忘れたのかが後から分かります。
業務日誌と人員基準の確認
業務日誌は、人員基準を満たしていたかを説明するときの材料になります。
人員基準は、サービスの種類ごとに必要な職種と人数が決められています。実際にその日どうだったかは、勤務した職員の記録で示すことになります。
実務では、次の順で確認している事業所が多くあります。
- 業務日誌で、その日の利用人数と勤務者を確認する
- 勤務形態一覧表で、月全体の配置を確認する
- 出勤簿・タイムカードで、実際の勤務時間を確認する
ポイントはここです。この3つが食い違っていると、どれが正しいのかを説明できなくなります。作る順番と、直すときのルールを決めておくと、ずれにくくなります。
業務日誌の申し送りを機能させる
業務日誌の申し送り欄は、書いても読まれないと意味がありません。実務では、次の工夫をしている事業所が多くあります。
- 申し送りは3項目までに絞り、それ以上は個別の記録に回す
- 引き継いだ側が確認欄に印を入れる
- 翌日の朝に、前日の申し送りを読み上げる時間を作る
2つ目を入れると、伝わったかどうかが記録に残ります。伝えたのに届かなかった、という状態を減らせます。
業務日誌を実地指導で使う
業務日誌は、実地指導のときに参照されることのある書類です。
その日の利用者数と職員の配置、事故やヒヤリハットの有無が並んでいるため、事業所の日々の状態を示す材料になります。
実務では、次の点を整えている事業所が多くあります。
- 管理者の確認欄を作り、毎日または数日ごとに目を通す
- 空欄の日を作らない(休業日は「休業」と書く)
- 年度ごとに綴じ、すぐ出せる場所に置く
2つ目が抜けやすい部分です。書き忘れた日と、そもそも営業していない日は、記録の上では同じ空白になります。休業日にも1行を残しておくと、この区別がつきます。
よくある質問
訪問系のサービスでも使えますか。
使えます。利用状況の欄を「訪問予定件数・実施件数・キャンセル」に読み替える形が扱いやすくなります。移動時間や直行直帰の把握を足している事業所もあります。
夜勤帯はどう書きますか。
日付をまたぐため、夜勤の欄を下部に分けて置く形が一般的です。何時から何時までを誰が担当したかを書いておくと、翌朝の申し送りとつながります。