事故・リスク管理法令確認あり

介護事業所向け 事故発生時の対応マニュアル

Word(.docx) / 最終更新:2026年8月23日 / 全15項目

事故発生時の対応マニュアルは、転倒・誤嚥・薬の間違い・行方不明などが起きたときに、誰が何をどの順でやるかを決めておく文書です。

事故対応で失敗が起きるのは、判断に迷う場面ではなく、順番が決まっていない場面です。家族への連絡が後回しになった、市町村への報告を誰がするか分からなかった、といったことが起こります。マニュアルの役割は、迷う余地をなくすことにあります。

このテンプレートは、発見から再発防止までを時間の順に並べ、担当と期限を表にしたものです。

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このテンプレートは誰向けですか

  • 介護事業所で事故・リスク管理の書類を作成している方
  • 担当になったばかりで、まず使える様式が欲しい方
  • 今使っている様式を見直す参考にしたい方

どのような場面で使いますか

事故・リスク管理の場面で使います。Wordで自社の内容に書き換えて使います。記入用・記入例・説明の3部が1つのファイルに入っているので、使うときは記入用だけを残してください。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 事業所名
  • 制定日
  • 事故対応責任者
  • 1 このマニュアルが対象とする事故
  • 2 対応の手順
  • 3 救急要請の判断
  • 4 家族への第一報で伝えること
  • 5 市町村への報告
  • 所管の市町村
  • 電話番号
  • 報告が必要な事故
  • 報告の期限
  • 様式
  • 6 記録及び保存
  • 7 再発防止

文書のプレビュー

実際のファイルの記入例ページです。

事故発生時の対応マニュアル.docx — 記入例の一部
事故発生時の対応マニュアル 【記入例】
事業所名○○デイサービスセンター
制定日令和8年4月1日
事故対応責任者○○ ○○(管理者)
前文このマニュアルは、○○デイサービスセンター(以下「事業所」という。)においてサービスの提供に伴う事故が発生した場合の対応…
見出し内容
1 このマニュアルが対象とする事故サービスの提供中に発生した転倒、転落、誤嚥、誤薬、やけど、外傷
2 対応の手順事故が発生した場合は、次の順に対応する。担当が不在の場合は、その上位の者が行う。
3 救急要請の判断意識がない、又は反応が鈍い場合は、直ちに119番通報する。
4 家族への第一報で伝えること原因及び責任については、第一報では触れない。事実関係が確認できていない段階の推測は、後の説明と食い違う原因に…
本文記入例説明

無料でダウンロード

ファイル形式

形式Word(.docx)
対応Microsoft Word 2016以降 / Googleドキュメント / LibreOffice Writer
用紙A4縦・余白20mmで設定済み
構成本文 / 記入例 / 説明
マクロ使用していません
ファイルサイズWord 約 9 KB
更新日2026年8月23日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 記入例と説明のページを削除します。ファイルの2ページ目以降が見本と説明です。使うときは1枚目だけを残してください。
  2. 枠で囲った基本情報を埋めます。事業所名・日付・作成者を先に入れておくと、後から版を追えます。
  3. 本文の「○○」を自社の内容に置き換えます。置き換え漏れがないか、保存前に「○」で検索してください。
  4. 自社に無い条や項目は、まるごと削除します。実態と違う条文を残すと、そこを指摘されます。
  5. 日付と署名欄を確認します。この2つが抜けていると差し戻しの原因になります。

カスタマイズ方法

  • 条や項目の追加・削除は自由です。保護はかけていないため、自社の運用に合わせて書き換えられます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーに足してください。用紙はA4縦・余白20mmで設定してあります。
  • 条番号を足し引きしたときは、本文中の「第○条に定める」という引用がずれていないかを確認してください。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • 運営基準は、事故が発生した場合の市町村等への連絡及び必要な措置、事故の状況及び処置についての記録、再発防止のための措置を求めています。
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

事故発生時の対応マニュアルに書く事項

事故発生時の対応マニュアルに書く事項は、次のとおりです。

段階書くこと
発見誰に、どう伝えるか
応急処置動かしてよいかの判断
受診主治医・協力医療機関・救急の使い分け
家族への連絡誰が、いつまでに、何を伝えるか
市町村への報告報告が要る事故の範囲
記録何を書き、何年保存するか
再発防止いつ検討し、どう周知するか

家族への連絡は、時間を決めておく

家族への連絡は、速やかにではなく順番で決めておきます。 「速やかに」と書かれたマニュアルは、実際には後回しになります。受診の前に第一報を入れる、と決めておくと、順番で迷いません。

第一報で伝えるのは、いつ・どこで・何が起きたか・今どうしているか・これからどうするか、の5つです。原因や責任の話は第一報でしません。分かっていないことを推測で話すと、後の説明と食い違います。

連絡がつかない場合の次の手も決めておいてください。緊急連絡先を2件以上もらっておく運用にしている事業所が多くあります。

市町村への報告が要る事故の範囲

市町村への報告が求められる事故の範囲は、自治体によって扱いが分かれます。死亡や医療機関での治療を要する事故は共通していますが、打撲や擦り傷をどこまで含めるかは自治体ごとに違います。

だからマニュアルには、自分の事業所を所管する市町村の基準をそのまま書き写してください。一般的な基準を書いても、報告漏れの判断には使えません。市町村の要綱を確認し、報告書の様式が指定されているかもあわせて調べておくと確実です。

報告の期限も自治体で異なります。5日以内としている自治体が多くありますが、第一報を即日求める自治体もあります。

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