事故・リスク管理

介護事業所向け 家族への事故報告文

Word(.docx) / 最終更新:2026年8月23日 / 全13項目

家族への事故報告文は、事故の後で経過と再発防止策を文書で伝えるためのものです。電話での第一報とは役割が違います。第一報は速さが要りますが、文書は正確さが要ります。

家族への説明でこじれるのは、事故そのものより後から話が変わったときです。第一報で推測を話し、後で事実が違ったと分かると、そこから信頼が崩れます。文書は事実が固まってから出すもの、と役割を分けておくのが確実です。

このテンプレートは、経過を時刻の順に並べ、原因と再発防止策をその後ろに置く形にしています。

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このテンプレートは誰向けですか

  • 介護事業所で事故・リスク管理の書類を作成している方
  • 担当になったばかりで、まず使える様式が欲しい方
  • 今使っている様式を見直す参考にしたい方

どのような場面で使いますか

事故・リスク管理の場面で使います。Wordで自社の内容に書き換えて使います。記入用・記入例・説明の3部が1つのファイルに入っているので、使うときは記入用だけを残してください。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 1 発生の日時及び場所
  • 発生日時
  • 発生場所
  • 発見者
  • 2 事故の経過
  • 3 現在の状態
  • 4 原因
  • 5 再発防止策
  • 6 お問い合わせ先
  • 事業所名
  • 担当
  • 電話番号
  • 受付時間

文書のプレビュー

実際のファイルの記入例ページです。

家族への事故報告文.docx — 記入例の一部
事故のご報告 【記入例】
前文平素より当事業所のサービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。このたび、当事業所におきまして○○様に事故が発生い…
見出し内容
1 発生の日時及び場所
2 事故の経過確認できた事実を時刻の順にご報告いたします。
3 現在の状態受診の結果、骨折は認められませんでした。左肘の擦過傷は消毒及び被覆の処置を行い、経過を観察しております。歩行…
4 原因発見時の状況及び職員からの聞き取りによると、脱衣室から廊下へ出る際の床が湿っていたことが原因と考えられます。…
本文記入例説明

無料でダウンロード

ファイル形式

形式Word(.docx)
対応Microsoft Word 2016以降 / Googleドキュメント / LibreOffice Writer
用紙A4縦・余白20mmで設定済み
構成本文 / 記入例 / 説明
マクロ使用していません
ファイルサイズWord 約 7 KB
更新日2026年8月23日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 記入例と説明のページを削除します。ファイルの2ページ目以降が見本と説明です。使うときは1枚目だけを残してください。
  2. 枠で囲った基本情報を埋めます。事業所名・日付・作成者を先に入れておくと、後から版を追えます。
  3. 本文の「○○」を自社の内容に置き換えます。置き換え漏れがないか、保存前に「○」で検索してください。
  4. 自社に無い条や項目は、まるごと削除します。実態と違う条文を残すと、そこを指摘されます。
  5. 日付と署名欄を確認します。この2つが抜けていると差し戻しの原因になります。

カスタマイズ方法

  • 条や項目の追加・削除は自由です。保護はかけていないため、自社の運用に合わせて書き換えられます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーに足してください。用紙はA4縦・余白20mmで設定してあります。
  • 条番号を足し引きしたときは、本文中の「第○条に定める」という引用がずれていないかを確認してください。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

家族への事故報告文に書く事項

家族への事故報告文に書く事項は、次のとおりです。

書くこと注意
発生の日時と場所分単位まで書く
事故の経過時刻の順に、事実だけ
現在の状態受診結果を含む
原因分かっていることだけ
再発防止策いつから何をするか
連絡先担当者の氏名まで

経過は時刻の順に、事実だけを書く

報告文の経過は、推測を混ぜずに時刻の順に書きます。 おそらく立ち上がろうとして、といった書き方は避けてください。見ていないことは書かない、が原則です。見ていない場合は「発見時、床に座り込んでいた」と、見たままを書きます。

原因の欄には、確認できたことだけを書きます。調査中であれば現在確認中ですと書いてかまいません。分からないことを分からないと書いた報告文のほうが、後で信用されます。

謝意は冒頭と末尾に置きます。ただし、責任の所在を文書で断定する表現は、事実確認が済むまで避けてください。

再発防止策は、いつから何をするかまで書く

再発防止策で注意します、気をつけますとだけ書かれた報告文は、読んだ家族が納得しません。何を変えるのか、いつから始めるのかまで書いてください。

具体的には、介助の人数を変える、用具を替える、動線を変える、記録の項目を増やす、といった内容です。変えることが何もない場合は、無理に書かないほうがよい場面もあります。その場合は、なぜ今の方法を続けるのかを説明します。

報告文を渡した日付と、渡した相手の氏名を控えに残してください。後から経過を追えるのはその記録だけです。

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