介護事業所向け 感染症対策チェック表テンプレート
感染症対策チェック表は、日々の感染対策を確認して残す表です。手指衛生、環境の消毒、職員の健康状態。この3つが毎日確認されているかどうかが中心になります。
運営基準では、感染症が発生しまん延しないように必要な措置を講じることが求められ、委員会の開催、指針の整備、研修と訓練の実施が要件として示されています。日々の記録は、その取り組みが実際に動いていることを示す部分にあたります。
このテンプレートは、通常時の確認と、発生時の対応を分けて書ける形にしたものです。
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このテンプレートは誰向けですか
- 日々の感染対策を記録として残したい方
- 発生時の経過を保健所へ説明する材料が欲しい方
- 手袋やマスクの在庫切れを避けたい方
どのような場面で使いますか
月ごとに1枚で使います。通常時は毎日の項目に印を入れ、発生時は下部の欄に人数の推移と対応を書く形です。
含まれる項目
このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。
- 確認項目
- 頻度
- 3(月)
- 4(火)
- 5(水)
- 6(木)
- 7(金)
- 8(土)
- 確認者
- 気づいたこと
Excel画面のプレビュー
実際のファイルの記入例シートです。
| 感染症対策チェック表 | ||
| この表について | 日々の感染対策を確認して残す表です。職員・利用者・環境・物品の4つを毎日見て、発生時は下部に対応を記録します。 | |
| 根拠・注意 | 運営基準は、感染症が発生し、またはまん延しないように必要な措置を講じることを求めています。感染症対策委員会の開催、指針の整備、研修と訓練の実施が要件として示されています。 | |
| シート構成 | 記入用 … パソコンで入力して使うシート(空欄) 記入例 … 書き方の見本 A4印刷用 … 印刷して手書きで使うシート。A4の1ページに収まります | |
| 使い方 | 1. 物品の在庫の確認を毎日の項目に入れておくと、発生時に物が足りない事態を避けられます 2. 発生時は、症状のある人数を日ごとに残すと、収束に向かっているかが見えます 3. 委員会の記録・研修の記録・指針と同じファイルにまとめておきます 4. 症状のある人が出たときにすることは「説明」シートに書いてあります 5. 職員に発熱・下痢・嘔吐があるときは出勤させません。迷ったら休ませる側に寄せます 6. 同じ症状が同じフロアで2人以上出たら、その日のうちに管理者へ報告します | |
| 症状のある人が出たときにすること(確認に入る前に読む) | 終わったら、やった人の名前(または頭文字)を書く。「済」だけにしない。 できなかった日は空欄にせず「未」と書き、理由を「気づいたこと」に書く。 職員に発熱・下痢・嘔吐があるときは出勤させない。判断は迷ったら休ませる側に寄せる。 利用者に嘔吐・下痢が出たら、その場でほかの方から離し、看護職員に連絡する。処理は使い捨て手袋・エプロン・マスクを着けて行う。 嘔吐物は次亜塩素酸ナトリウムで処理する。アルコールでは効かないものがある。 同じ症状が同じフロアで2人以上出たら、その日のうちに管理者と感染対策担当に報告する。人数を日ごとに残す。 責任者は週に一度、空欄と「未」だけを見る。 | |
| 更新日 | 2026-09-15 | |
| 配布元 | 商い屋 介護(https://kaigo.akinaiya.com) | |
| 【免責】本様式は一般的な項目を整理した参考資料です。法令で定められた様式そのものではありません。必要な記載事項・保存期間・提出先は、事業の種類・規模・所管行政庁の運用により異なります。実際の義務内容は所管行政庁または専門家にご確認ください。 | ||
| 感染症対策チェック表 | |||||
| 事業所名 | 年月 | ||||
| 感染対策担当 | 消毒の使い分け | ||||
| 確認項目 | 頻度 | 3 (月) | 4 (火) | 5 (水) | 6 (木) |
| 職員の健康状態(出勤時) | 毎日 | ||||
| 職員の手指衛生の実施 | 毎日 | ||||
| 利用者の発熱・下痢・嘔吐の有無 | 毎日 | ||||
| ドアノブ・手すりの消毒 | 毎日2回 | ||||
| トイレの消毒 | 毎日3回 | ||||
| 食堂のテーブルの消毒 | 毎食後 | ||||
| 手指消毒剤の残量 | 毎日 | ||||
| 手袋・マスク・エプロンの在庫 | 毎日 | ||||
| 【発生時】症状のある利用者数 | 発生時 | ||||
| 【発生時】症状のある職員数 | 発生時 | ||||
| 【発生時】保健所への連絡 | 発生時 | ||||
| (空欄があと1行つづきます) | |||||
| 記入者(実施した職員) | 確認(感染対策担当・週1回) | ||||
| 備考 | |||||
| 商い屋 介護 https://kaigo.akinaiya.com (2026-09-15 版) | |||||
このプレビューは左から6列まで(実際は10列)を表示しています。ダウンロードするファイルには全部入っています。
| 感染症対策チェック表 【記入例】 | |||||
| 事業所名 | ○○介護老人保健施設 | 年月 | |||
| 感染対策担当 | 看護職員 木村 洋子 | 消毒の使い分け | |||
| 確認項目 | 頻度 | 3 (月) | 4 (火) | 5 (水) | 6 (木) |
| 職員の健康状態(出勤時) | 毎日 | 済 | 済 | 済 | 済 |
| 職員の手指衛生の実施 | 毎日 | 済 | 済 | 済 | 済 |
| 利用者の発熱・下痢・嘔吐の有無 | 毎日 | 済 | 済 | 済 | 済 |
| ドアノブ・手すりの消毒 | 毎日2回 | 済 | 済 | 済 | 済 |
| トイレの消毒 | 毎日3回 | 済 | 済 | 済 | 済 |
| 食堂のテーブルの消毒 | 毎食後 | 済 | 済 | 済 | 済 |
| 手指消毒剤の残量 | 毎日 | 済 | 済 | 済 | 済 |
| 手袋・マスク・エプロンの在庫 | 毎日 | 済 | 済 | 済 | 済 |
| 【発生時】症状のある利用者数 | 発生時 | — | — | 1 | 1 |
| 【発生時】症状のある職員数 | 発生時 | — | — | 0 | 1 |
| 【発生時】保健所への連絡 | 発生時 | — | — | — | — |
| 記入者(実施した職員) | 確認(感染対策担当・週1回) | ||||
| 原 美穂 | 木村 洋子 | ||||
| 備考 | |||||
| 8/5から8/7にかけて利用者1名と職員1名に症状。同一フロアだったため、消毒範囲を広げて対応した。 | |||||
| 商い屋 介護 https://kaigo.akinaiya.com (2026-09-15 版) | |||||
このプレビューは左から6列まで(実際は10列)を表示しています。ダウンロードするファイルには全部入っています。
| 感染症対策チェック表 | |||||
| 事業所名 | 年月 | ||||
| 感染対策担当 | 消毒の使い分け | ||||
| 確認項目 | 頻度 | 3 (月) | 4 (火) | 5 (水) | 6 (木) |
| 職員の健康状態(出勤時) | 毎日 | ||||
| 職員の手指衛生の実施 | 毎日 | ||||
| 利用者の発熱・下痢・嘔吐の有無 | 毎日 | ||||
| ドアノブ・手すりの消毒 | 毎日2回 | ||||
| トイレの消毒 | 毎日3回 | ||||
| 食堂のテーブルの消毒 | 毎食後 | ||||
| 手指消毒剤の残量 | 毎日 | ||||
| 手袋・マスク・エプロンの在庫 | 毎日 | ||||
| 【発生時】症状のある利用者数 | 発生時 | ||||
| 【発生時】症状のある職員数 | 発生時 | ||||
| 【発生時】保健所への連絡 | 発生時 | ||||
| 記入者(実施した職員) | 確認(感染対策担当・週1回) | ||||
| 備考 | |||||
| 商い屋 介護 https://kaigo.akinaiya.com (2026-09-15 版) | |||||
このプレビューは左から6列まで(実際は10列)を表示しています。ダウンロードするファイルには全部入っています。
ファイル形式
| 形式 | Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) |
|---|---|
| 対応 | Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc |
| 用紙 | A4に収まるよう印刷範囲を設定済み |
| シート | 説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用 |
| マクロ | 使用していません |
| ファイルサイズ | Excel 約 15 KB |
| 更新日 | 2026年9月15日 |
| 利用料 | 無料(会員登録は不要です) |
入力方法
- 上部の基本情報を埋めます。事業所名・年月・感染対策担当などの欄を先に入れてください。
- 使わない列を削除します。自社で記入しない項目は、残しておくと空欄が並ぶだけになります。
- 1行に1件ずつ記入します。記入例シートを見ながら書くと、書き方が揃います。
- 気づいたことは備考に残します。後から見返したときに、数字だけでは分からない事情が伝わります。
- 区切りのよいところでファイルを分けて保存します。月ごと・工事ごとに分けると、後から探せます。
カスタマイズ方法
- 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
- 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
- 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
- A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。
利用上の注意
- 運営基準は、感染症が発生し、またはまん延しないように必要な措置を講じることを求めています。感染症対策委員会の開催、指針の整備、研修と訓練の実施が要件として示されています。
- このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
- 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
- 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。
書き方と運用のポイント
感染症対策チェック表で毎日見る項目
感染症対策チェック表で毎日見る項目は、次の4つに整理できます。
| 対象 | 確認すること |
|---|---|
| 職員 | 健康状態(発熱、下痢、嘔吐の有無)、手指衛生 |
| 利用者 | 発熱・下痢・嘔吐の有無、新規の症状 |
| 環境 | ドアノブ・手すり・トイレの消毒 |
| 物品 | 手指消毒剤の残量、手袋・マスクの在庫 |
4つ目の在庫の確認を毎日の項目に入れておくと、発生したときに物が足りない事態を避けられます。感染症が広がってから発注しても、届くまでに時間がかかります。
感染症が発生したときの記録
感染症が発生したときは、通常の確認とは別の記録が必要になります。実務では、次の内容を残している事業所が多くあります。
- 最初に症状が出た人と、その日時
- 症状のある人の人数の推移(利用者・職員それぞれ)
- 行った対応(居室の分離、消毒範囲の拡大、面会の制限)
- 保健所・嘱託医への連絡と、受けた指示
ポイントはここです。2つ目を日ごとに残しておくと、収束に向かっているかどうかが見えます。保健所へ経過を伝えるときにも、この並びがあると説明が早く済みます。
手指衛生と消毒の使い分け
感染対策では、対象によって使う消毒の方法が変わります。一般には、次のように整理されています。
- アルコールが効きにくい病原体(ノロウイルスなど)には、次亜塩素酸ナトリウムを使う
- 嘔吐物や排泄物の処理では、使い捨ての手袋・マスク・エプロンを使う
- 手洗いは、流水と石けんによる洗浄を基本とする
チェック表の欄外にこの整理を書いておくと、判断する人が変わってもぶれません。
感染症対策チェック表の保管
感染症対策チェック表は、発生時にさかのぼって確認する記録になります。年度ごとに綴じ、数年ぶんを残している事業所が多くあります。
委員会の記録、研修の記録、指針と同じファイルにまとめておくと、実地指導のときに一度に出せます。
症状のある人が出たとき、その場で何をするか
チェック表は、印を付けることが目的ではありません。症状のある人が出た日に動けるかどうかです。
この様式では、そのときにすることを「説明」シートに書いています。
- 職員に発熱・下痢・嘔吐があるときは出勤させない。迷ったら休ませる側に寄せる
- 利用者に嘔吐・下痢が出たら、その場でほかの方から離し、看護職員に連絡する
- 嘔吐物は次亜塩素酸ナトリウムで処理する。アルコールでは効かないものがある
同じ症状が同じフロアで2人以上出たら、その日のうちに管理者と感染対策担当に報告します。人数を日ごとに残しておくと、収束に向かっているかが見えます。
できなかった日を空欄にしない
できなかった日は「未」と書き、理由を「気づいたこと」に書きます。空欄は、やったのか忘れたのかが分かりません。
責任者は週に一度、空欄と「未」だけを見ます。記入者・感染対策担当・管理者の欄は、いちばん下にあります。
よくある質問
委員会はどのくらいの頻度で開きますか。
サービスの種類によって定めが異なります。施設系ではおおむね3か月に1回以上とされていることが多く、通所系や訪問系では頻度の定めが異なります。該当する基準を確認する形になります。
職員の健康チェックはどこまで行いますか。
出勤時に体温と症状(発熱、咳、下痢、嘔吐)を確認している事業所が多くあります。家族に症状がある場合の申告についても、事業所内で決めておくと運用が安定します。