事故・リスク管理法令確認あり

介護事業所向け 業務継続計画(BCP)

Word(.docx) / 最終更新:2026年8月23日 / 全10項目

業務継続計画(BCP)は、感染症や災害が起きてもサービスを止めないための計画です。介護事業所では、感染症編と自然災害編の2つを作ることが求められています。

BCPが防災計画と違うのは、「止めない業務」を先に決めるところです。全部を続けようとすると、職員が半分しか来られない状況で破綻します。何を残し、何を一時的にやめるかを平常時に決めておくのがBCPの中心です。

このテンプレートは、優先業務の順位付けを表にし、参集基準と連絡体制をその後ろに置いた形にしています。

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このテンプレートは誰向けですか

  • 介護事業所で事故・リスク管理の書類を作成している方
  • 担当になったばかりで、まず使える様式が欲しい方
  • 今使っている様式を見直す参考にしたい方

どのような場面で使いますか

事故・リスク管理の場面で使います。Wordで自社の内容に書き換えて使います。記入用・記入例・説明の3部が1つのファイルに入っているので、使うときは記入用だけを残してください。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 事業所名
  • 策定日
  • 統括責任者
  • 第1章 総則
  • 第2章 優先する業務
  • 第3章 参集基準
  • 第4章 連絡体制
  • 第5章 感染症編
  • 第6章 自然災害編
  • 第7章 研修及び訓練

文書のプレビュー

実際のファイルの記入例ページです。

業務継続計画(BCP).docx — 記入例の一部
業務継続計画(BCP) 【記入例】
事業所名○○デイサービスセンター
策定日令和8年4月1日
統括責任者○○ ○○(管理者)
前文この計画は、感染症の発生又は自然災害の発生時においても、○○デイサービスセンター(以下「事業所」という。)が利用者に対す…
見出し内容
第1章 総則この計画は、感染症編及び自然災害編で構成する。
第2章 優先する業務職員の出勤が制限される場合においても、次の順位で業務を継続する。
第3章 参集基準区分・参集する職員・目安
第4章 連絡体制連絡は、電話とメッセージアプリの一斉送信の2系統で行う。連絡先一覧は年に1回更新する。
本文記入例説明

無料でダウンロード

ファイル形式

形式Word(.docx)
対応Microsoft Word 2016以降 / Googleドキュメント / LibreOffice Writer
用紙A4縦・余白20mmで設定済み
構成本文 / 記入例 / 説明
マクロ使用していません
ファイルサイズWord 約 10 KB
更新日2026年8月23日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 記入例と説明のページを削除します。ファイルの2ページ目以降が見本と説明です。使うときは1枚目だけを残してください。
  2. 枠で囲った基本情報を埋めます。事業所名・日付・作成者を先に入れておくと、後から版を追えます。
  3. 本文の「○○」を自社の内容に置き換えます。置き換え漏れがないか、保存前に「○」で検索してください。
  4. 自社に無い条や項目は、まるごと削除します。実態と違う条文を残すと、そこを指摘されます。
  5. 日付と署名欄を確認します。この2つが抜けていると差し戻しの原因になります。

カスタマイズ方法

  • 条や項目の追加・削除は自由です。保護はかけていないため、自社の運用に合わせて書き換えられます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーに足してください。用紙はA4縦・余白20mmで設定してあります。
  • 条番号を足し引きしたときは、本文中の「第○条に定める」という引用がずれていないかを確認してください。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • 運営基準は、感染症や非常災害の発生時においてサービスの提供を継続的に実施するための、及び早期の業務再開を図るための計画を策定し、研修及び訓練を実施することを求めています。
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

業務継続計画に盛り込む事項

業務継続計画に盛り込む事項は、次のとおりです。感染症編と自然災害編で共通する部分と、分かれる部分があります。

盛り込む内容感染症編自然災害編
優先する業務の順位共通共通
参集基準出勤可能な職員数で判断発災の規模で判断
連絡体制共通共通
備蓄衛生用品が中心水・食料・電源が中心
受入の判断新規受入の停止基準避難の判断
復旧の手順収束の判断施設の点検

優先する業務を、先に決める

BCPの中心は、職員が半分しか来られないときに何を残すかを決めることです。 食事・排せつ・服薬は止められません。入浴やレクリエーションは、状況によって一時的にやめる判断ができます。この順位を平常時に決めておくのがBCPの役割です。

順位を決めるときは、止めたときに命に関わるかどうかで並べてください。利用者の満足度が下がるからという理由で優先度を上げると、いざというときに全部が残って、結局どれもできなくなります。

決めた順位は、職員全員が見られる場所に貼っておきます。計画書のファイルの中だけにあると、当日は誰も開けません。

参集基準と連絡体制を、具体的に書く

参集基準は、誰がどういうときに出勤するかを書きます。全員が参集する前提で書かれた計画は、実際には機能しません。徒歩や自転車で来られる職員を平常時に把握しておくと、災害時の見込みが立ちます。

連絡体制は、電話がつながらない場合の代替手段まで書いてください。多くの事業所が携帯電話の一斉送信やメッセージアプリのグループを併用しています。連絡先の一覧は年に1回、必ず更新してください。古い番号が並んだ連絡網は、無いのと同じです。

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