事故・リスク管理

介護事業所向け 看取りに関する指針

Word(.docx) / 最終更新:2026年8月23日 / 全13項目

看取りに関する指針は、事業所で最期を迎える方への関わり方を定めておく文書です。看取り介護加算を算定する場合に整備が求められますが、算定の有無にかかわらず、方針を決めておく意味があります。

看取りの場面で起きるのは、判断そのものより決めたはずのことが共有されていない問題です。本人がどう過ごしたいと言っていたか、家族がどこまで了承しているか。これが職員の間で揃っていないと、夜勤帯で判断が分かれます。

このテンプレートは、意思確認の段階と、状態の段階ごとの対応を分けて書ける形にしています。

看取りに関する指針(Word)を無料でダウンロード

会員登録は不要です。下のフォームを送信すると、その場でWordファイルのダウンロードが始まります。

このテンプレートは誰向けですか

  • 介護事業所で事故・リスク管理の書類を作成している方
  • 担当になったばかりで、まず使える様式が欲しい方
  • 今使っている様式を見直す参考にしたい方

どのような場面で使いますか

事故・リスク管理の場面で使います。Wordで自社の内容に書き換えて使います。記入用・記入例・説明の3部が1つのファイルに入っているので、使うときは記入用だけを残してください。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 事業所名
  • 制定日
  • 協力医療機関
  • 第1条(基本方針)
  • 第2条(医師及び医療機関との連携)
  • 主治医
  • 日中の連絡先
  • 夜間・休日の連絡先
  • 第3条(本人及び家族の意思の確認)
  • 第4条(段階に応じた対応)
  • 第5条(記録)
  • 第6条(職員への支援)
  • 第7条(研修)

文書のプレビュー

実際のファイルの記入例ページです。

看取りに関する指針.docx — 記入例の一部
看取りに関する指針 【記入例】
事業所名○○デイサービスセンター
制定日令和8年4月1日
協力医療機関○○クリニック
前文この指針は、○○デイサービスセンター(以下「事業所」という。)において、利用者が人生の最終段階を迎えるにあたり、その意思…
見出し内容
第1条(基本方針)事業所は、利用者本人の意思を最も尊重する。意思を確認できない場合は、家族等と話し合い、本人にとって最善と考え…
第2条(医師及び医療機関との連携)事業所は、協力医療機関及び主治医と、あらかじめ連絡の方法及び時間帯を確認しておく。
第3条(本人及び家族の意思の確認)意思の確認は、次の段階ごとに行い、その都度記録する。一度の確認で終わらせない。
第4条(段階に応じた対応)段階・主な対応
本文記入例説明

無料でダウンロード

ファイル形式

形式Word(.docx)
対応Microsoft Word 2016以降 / Googleドキュメント / LibreOffice Writer
用紙A4縦・余白20mmで設定済み
構成本文 / 記入例 / 説明
マクロ使用していません
ファイルサイズWord 約 8 KB
更新日2026年8月23日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 記入例と説明のページを削除します。ファイルの2ページ目以降が見本と説明です。使うときは1枚目だけを残してください。
  2. 枠で囲った基本情報を埋めます。事業所名・日付・作成者を先に入れておくと、後から版を追えます。
  3. 本文の「○○」を自社の内容に置き換えます。置き換え漏れがないか、保存前に「○」で検索してください。
  4. 自社に無い条や項目は、まるごと削除します。実態と違う条文を残すと、そこを指摘されます。
  5. 日付と署名欄を確認します。この2つが抜けていると差し戻しの原因になります。

カスタマイズ方法

  • 条や項目の追加・削除は自由です。保護はかけていないため、自社の運用に合わせて書き換えられます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーに足してください。用紙はA4縦・余白20mmで設定してあります。
  • 条番号を足し引きしたときは、本文中の「第○条に定める」という引用がずれていないかを確認してください。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

看取りに関する指針に盛り込む事項

看取りに関する指針に盛り込む事項は、次のとおりです。

盛り込む内容対応する条
基本方針第1条
医師及び医療機関との連携第2条
本人及び家族の意思の確認第3条
段階に応じた対応第4条
記録第5条
職員への支援第6条
研修第7条

意思の確認は、一度で終わらせない

看取りの意思は、状態が変わるたびに確認し直します。 一度もらった同意書をもって最後まで進めると、途中で気持ちが変わっていたことに気づけません。指針には、確認する時期を段階ごとに書いてください。

確認した内容は、日付と、その場にいた人の氏名とともに記録します。家族のあいだで意見が分かれることがあるため、誰がどう言ったかまで残しておくと、後の説明で困りません。

医師からの説明の場に職員が同席したときは、説明された内容も記録に残します。家族が理解できているかは、その後の会話から分かります。

職員への支援を、指針に書いておく

看取りに関わった職員には、負担が残ります。指針に職員への支援を書いている事業所は多くありませんが、書いておくと続けられる体制になります。

具体的には、看取りの後にカンファレンスの場を設けること、経験の浅い職員を単独で夜勤にあてないこと、といった内容です。一般には、亡くなった後1週間以内に振り返りの場を持つ事業所が多くあります。

研修では、身体の変化の知識だけでなく、家族への声のかけ方を扱ってください。現場で職員がいちばん困るのはそこです。

関連するテンプレート