健康・服薬

介護事業所向け バイタル記録表テンプレート

Excel(.xlsx) / PDF(印刷用) / 最終更新:2026年9月15日 / 全10項目

バイタル記録表は、体温・血圧・脈拍などの数値を毎日残す表です。介護の現場では、入浴の可否や受診の判断に使われます。

多くの事業所では、測定した時刻とあわせて記録し、基準の範囲から外れた日に印を付ける形をとっています。基準は利用者ごとに違うため、用紙の上部に本人の基準値を書いておくと判断が早くなります。

このテンプレートは、1人ぶんの1か月を1枚で並べ、変化を横に追える形にしたものです。

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このテンプレートは誰向けですか

  • 利用者ごとの基準値をもとに判断したい方
  • 入浴の可否をその場で判断できる形にしたい方
  • 受診の相談に使える並びで残したい方

どのような場面で使いますか

利用者ごとに1か月に1枚使います。測定のたびに1行を書き、基準から外れた日に印を付ける形です。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 日付
  • 測定時刻
  • 体温
  • 血圧(収縮期)
  • 血圧(拡張期)
  • 脈拍
  • 酸素飽和度
  • 基準外
  • 様子・対応
  • 測定者

Excel画面のプレビュー

実際のファイルの記入例シートです。

バイタル記録表.xlsx — 記入例の一部
バイタル記録表 【記入例】
事業所名○○介護老人保健施設
利用者氏名高橋 きよ 様
基準を外れたときにすること(測る前に読む)
基準内 … そのまま予定どおり過ごしていただく。
経過観察 … 平常時と違うが基準内。時間を空けてもう一度測り、2回目の値も書く。看護職員に伝える。
基準外 … 主治医の指示にある基準を外れた。入浴・機能訓練などの予定を止め、看護職員に連絡する。下の記録に書く。
主治医の指示にある基準は、この表の上に書いてある。数値を見て迷ったら、その基準に従う。
止める判断は、測った職員がしてよい。予定の都合で続けない。
意識がはっきりしない、呼びかけに反応が鈍い、強い痛みの訴え。数値が基準内でも、これらがあれば看護職員へすぐ連絡する。
測れなかった日は空欄にせず、理由を書く。空欄は、測っていないのか忘れたのかが分からない。
日付測定 時刻体温血圧 (収縮期)血圧 (拡張期)脈拍酸素 飽和度基準外様子・対応測定者
8/3(月)9:1036.5128787297変わりなし木村
8/4(火)9:0536.3124767098木村
8/5(水)9:1537.6134828496入浴中止。看護職員が経過観察木村
8/5(水)14:0037.2130807897解熱傾向。水分を促す木村
説明記入用記入例A4印刷用

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ファイル形式

形式Excel(.xlsx) / PDF(印刷用)
対応Microsoft Excel 2016以降 / Googleスプレッドシート / LibreOffice Calc
用紙A4に収まるよう印刷範囲を設定済み
シート説明 / 記入用 / 記入例 / A4印刷用
マクロ使用していません
ファイルサイズExcel 約 17 KB
更新日2026年9月15日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 上部の基本情報を埋めます。事業所名・利用者氏名・年月などの欄を先に入れてください。
  2. 使わない列を削除します。自社で記入しない項目は、残しておくと空欄が並ぶだけになります。
  3. 1行に1件ずつ記入します。記入例シートを見ながら書くと、書き方が揃います。
  4. 気づいたことは備考に残します。後から見返したときに、数字だけでは分からない事情が伝わります。
  5. 区切りのよいところでファイルを分けて保存します。月ごと・工事ごとに分けると、後から探せます。

カスタマイズ方法

  • 項目の追加・削除は自由です。ロックはかけていないため、自社の運用に合わせて変更できます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーの行に足してください。印刷範囲は自動で調整されます。
  • A4印刷用シートは、手書きで記入する前提で行を高くしてあります。列を増やしたときは、印刷範囲の確認をおすすめします。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

バイタル記録表に残す項目

バイタル記録表に残す項目は、次の5つが中心になります。

項目見るところ
体温平熱との差
血圧収縮期と拡張期の両方
脈拍数と、不整の有無
酸素飽和度必要に応じて(呼吸器の疾患がある方など)
測定した時刻いつの値か

測定した時刻を必ず残すと、値の意味が変わります。入浴前と入浴後、朝食前と食後では、同じ人でも数値が動きます。

バイタル記録表の基準値を利用者ごとに置く

バイタル記録表は、一律の基準で見ると判断を誤ることがあります。実務では、次の形にしている事業所が多くあります。

  1. 利用者ごとの平熱と平常時の血圧を、用紙の上部に書いておく
  2. 基準から外れた場合の対応(看護職員へ報告、入浴中止など)も書いておく
  3. 主治医から指示がある場合は、その内容をそのまま転記する

ポイントはここです。1つ目があると、37.2度が高いのか平常なのかを、その場で判断できます。

バイタルの変化に気づくための並べ方

バイタルは、1日の値だけでは判断できません。実務では、次の形で並べている事業所が多くあります。

  • 日付を縦に、項目を横に並べ、1か月を1枚で見る
  • 基準から外れた日に色を付ける
  • 前日との差が大きい日に印を付ける

3つ目は、数式で自動的に出す形にしておくと手間がかかりません。急に上がった日、急に下がった日は、体調の変化の入口であることがあります。

バイタル記録表と受診の判断

バイタル記録表は、受診が必要かどうかを判断するときの材料になります。判断そのものは看護職員や医師が行いますが、記録の形が良いと相談が早く進みます。

一般には、次の情報を添えて相談している事業所が多くあります。

  • 直近3日から1週間の数値の並び
  • いつもと違う様子(食欲、活気、睡眠)
  • 服薬の状況と、直近の変更の有無

数値だけを伝えるより、この3つをそろえたほうが、相談が1回で済むことが多くなります。

基準を外れたとき、入浴や訓練を続けていいのか

数値が出たあと、現場がその場で知りたいのは「予定どおり入浴していただいていいのか」です。

この様式では、基準を外れたときにすることを表の中(見出しの上)に置いています。

判定状態そのときすること
基準内平常時のとおりそのまま予定どおり過ごしていただく
経過観察平常時と違うが基準内時間を空けて測り直し、2回目も書く。看護職員に伝える
基準外主治医の指示の基準を外れた入浴・機能訓練などの予定を止め、看護職員へ連絡する

止める判断は、測った職員がしてよい、と決めておきます。予定の都合で続けると、判断が人によって変わります。

数値が基準内でも、意識がはっきりしない、反応が鈍い、強い痛みの訴えがあれば、すぐ看護職員へ連絡します

予定に戻す日を、誰が決めるのか

表の下に「異常があったときの記録」を置いています。測った値と様子、止めたか続けたか、誰にいつ連絡したか、指示された対応、確認者と予定に戻した日までを1行でたどれます。

確認者が予定に戻した日を書くまで、止めた予定は再開しません。翌日に別の職員が何も知らずに入浴の介助に入る、ということがなくなります。

よくある質問

酸素飽和度は全員に必要ですか。

呼吸器の疾患がある方や、発熱時の確認として測る事業所が多くあります。全員に毎日測る必要はなく、対象と頻度を事業所内で決めておく形が扱いやすくなります。

測定できなかった日はどう書きますか。

「測定できず」と理由を書く形にします。空欄にすると、測り忘れなのか測れなかったのかが後から分かりません。

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