運営・職員

介護事業所向け 利用契約書テンプレート

Word(.docx) / 最終更新:2026年8月23日 / 全11項目

利用契約書は、介護事業所と利用者のあいだで交わす契約の文書です。重要事項説明書が「この事業所はどういうところか」を伝えるのに対し、利用契約書は「お互いに何を約束するか」を書きます。

介護保険のサービスでは、この2つを一組にして、重要事項の説明をしたうえで契約を結ぶ、という進め方が一般的です。利用契約書だけを渡して署名をもらう形にはしません。説明が先で、契約はその後です。

このテンプレートは、契約期間・サービスの提供・利用料の支払い・解約・損害賠償・秘密保持という、必要になる条項を並べたものです。

利用契約書(Word)を無料でダウンロード

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このテンプレートは誰向けですか

  • 介護事業所で運営・職員の書類を作成している方
  • 担当になったばかりで、まず使える様式が欲しい方
  • 今使っている様式を見直す参考にしたい方

どのような場面で使いますか

運営・職員の場面で使います。Wordで自社の内容に書き換えて使います。記入用・記入例・説明の3部が1つのファイルに入っているので、使うときは記入用だけを残してください。

含まれる項目

このテンプレートには、次の項目が入っています。不要な項目は削除して構いません。

  • 利用者氏名
  • 事業所名
  • 契約日
  • 第1条(契約の目的)
  • 第2条(契約期間)
  • 第3条(サービスの提供)
  • 第4条(利用料金及び支払方法)
  • 第5条(契約の終了)
  • 第6条(損害賠償)
  • 第7条(秘密保持)
  • 第8条(協議事項)

文書のプレビュー

実際のファイルの記入例ページです。

利用契約書.docx — 記入例の一部
介護サービス利用契約書 【記入例】
利用者氏名○○ ○○
事業所名○○デイサービスセンター
契約日令和8年4月1日
前文利用者○○ ○○(以下「甲」という。)と○○株式会社(以下「乙」という。)は、乙が甲に対して行う指定通所介護について、次…
見出し内容
第1条(契約の目的)乙は、介護保険法令の趣旨に従い、甲が要介護状態となった場合においても、可能な限りその居宅において、その有する…
第2条(契約期間)契約期間は、令和○年○月○日から甲の要介護認定の有効期間満了日までとする。
第3条(サービスの提供)乙は、甲の心身の状況を踏まえて作成した通所介護計画に基づき、サービスを提供する。
第4条(利用料金及び支払方法)甲は、サービスの対価として、重要事項説明書に定める利用料を乙に支払う。
本文記入例説明

無料でダウンロード

ファイル形式

形式Word(.docx)
対応Microsoft Word 2016以降 / Googleドキュメント / LibreOffice Writer
用紙A4縦・余白20mmで設定済み
構成本文 / 記入例 / 説明
マクロ使用していません
ファイルサイズWord 約 7 KB
更新日2026年8月23日
利用料無料(会員登録は不要です)

入力方法

  1. 記入例と説明のページを削除します。ファイルの2ページ目以降が見本と説明です。使うときは1枚目だけを残してください。
  2. 枠で囲った基本情報を埋めます。事業所名・日付・作成者を先に入れておくと、後から版を追えます。
  3. 本文の「○○」を自社の内容に置き換えます。置き換え漏れがないか、保存前に「○」で検索してください。
  4. 自社に無い条や項目は、まるごと削除します。実態と違う条文を残すと、そこを指摘されます。
  5. 日付と署名欄を確認します。この2つが抜けていると差し戻しの原因になります。

カスタマイズ方法

  • 条や項目の追加・削除は自由です。保護はかけていないため、自社の運用に合わせて書き換えられます。
  • 提出先から様式の指定がある場合は、指定された様式が優先されます。この様式は、指定が無い場面や下書きとしてお使いください。
  • 会社名やロゴを入れる場合は、ヘッダーに足してください。用紙はA4縦・余白20mmで設定してあります。
  • 条番号を足し引きしたときは、本文中の「第○条に定める」という引用がずれていないかを確認してください。

利用上の注意

ご利用の前にお読みください
  • このテンプレートは、法令が求める記載事項と、実務で求められることが多い項目を整理した参考様式です。特定の団体が定めた様式そのものではありません。
  • 提出先から様式や記載事項の指定がある場合は、そちらが優先されます。
  • 法令の要件や金額の基準は改正で変わることがあります。判断の前に、所管の官庁等で最新の内容をご確認ください。

書き方と運用のポイント

利用契約書に置く条項

利用契約書に置く条項は、次のとおりです。

条項決めること
契約の目的何のサービスについての契約か
契約期間いつからいつまでか、自動更新するか
サービスの提供計画に基づいて提供すること
利用料の支払い金額・支払方法・支払期限
契約の終了利用者から/事業者から/要介護認定の変更
損害賠償事故が起きたときの扱い
秘密保持業務上知り得た情報の扱い

利用契約書で決めておくと後が楽なところ

契約期間は要介護認定の有効期間に合わせる書き方があります。 認定が変われば使えるサービスも変わるため、認定の満了日を契約の終期にしておくと、更新の時期が自然に揃います。自動更新にする場合は、更新しない旨の申し出の期限を書いておきます。

事業者からの解約は、条件をはっきり書いてください。利用料の支払いが続けてないとき、利用者や家族の行為によってサービスの継続が難しくなったときなど、想定される場面を具体的に挙げておくと、実際にその場面が来たときに説明できます。

損害賠償の条項では、賠償責任保険への加入を書いておくと、利用者側の安心につながります。

利用契約書の保存

利用契約書は、契約が終わった後も一定期間の保存が要ります。介護保険の記録は完結の日から5年間とされていることが多く、都道府県や市町村の条例で年数が異なる場合があります。

契約書は利用者と事業所で1通ずつ持ちます。事業所の控えを利用者ごとのファイルにまとめ、重要事項説明書の同意書と同じ場所に綴じておくと、実地指導のときに一度に出せます。

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